株式会社KUGEは、光学部品(導波路、ファイバーアレイ、LD、PDなど)の調芯装置や、微小光学部品の実装機、レンズ検査装置等の開発設計・製造を主軸に、光学システムの機械設計から組み立て、アプリケーションの作成までを一貫してお引き受けしております。
こちらでは、弊社に寄せられる「よくあるご質問」への回答を掲載しております。
光ファイバーとは光信号の情報伝達を行うケーブルのことを指します。
電磁波からの影響を受けずに、大容量のデータを長い距離でも伝送できる点が大きな特徴です。
ファイバーの素材には、透明なガラス線やプラスチックが用いられます。
これは、一般的なケーブルに使用される銅線と比較し、距離が長くなっても信号が減衰しにくいというメリットがあるためです。
なお、光ファイバーには大きく分けて、マルチモードとシングルモードの2種類があります。
一般的に、マルチモードは低コストですが、シングルモードに比べて長距離伝送に向かないという特徴があります。
照明(ランプ)の明るさを調整する機能で、光の演出やコストカットが可能になります。
白熱灯の場合は、「ライトコントローラー」を利用することで、室内の明るさをそれぞれの雰囲気やシーンに合わせて調整できます。
さらに、調光によって明るさを抑えれば、消費電力を下げることも可能です。
たとえば、白熱灯の光を10%抑えると、約10%の電気代削減と約2倍の電球寿命を得られます。
光学機器に使用される光の作用・特性を利用した部品を指します。
望遠鏡や顕微鏡、カメラや内視鏡といった光学機器内で使用されるレンズやミラー、プリズムが光学部品に当たります。
具体的にはカラーフィルタやバックライト、偏光板、位相差板、視野拡大フィルム、輝度向上フィルム、反射シートがこれに該当いたします。
光学機器はこうした光学部品を使用することで光の直進や屈折、反射、干渉を利用し、光学的な像を伝送、記録、再生を行えます。
光ファイバーや導波路(WG)、LD、PDといった光学部品の光軸を中心に合わせる工程のことです。
たとえば光ファイバーの場合、それぞれを接続した際に軸のずれや角度のずれ、間隙や反射が起こると接続損失が生じます。
これを防ぐためには、それぞれの光ファイバーが持つ光軸のコア部分を対向させ、正しい位置決めをすることが大切です。
この工程が調芯であり、それぞれの光学部品に応じた手法が用いられます。
コンピューター間でデータ伝送が行われる際の経路のことです。
コンピューター同士がデータのやり取りを行う場合には、何らかの媒体を介す必要があります。
この媒体のことを伝送路と呼びます。
なお、伝送路にはアナログ伝送路とデジタル伝送路の2種類が存在し、
前者はアナログ信号を後者はデジタル信号を伝送するために用いられます。
種類の異なるケーブルからそれぞれ送られてくる信号を変換する装置です。
たとえば、メタルケーブルが扱う信号は電気信号で、光ケーブルが扱う信号が光信号に当たります。
両者を接続したとしてもこのままでは信号の規格が異なるため、伝送ができません。
メディアコンバーターは、こうした異なる信号を相互に変換することで信号伝送を可能にする装置です。